「PA」について ~ ミュージシャンの裏側
音響エンジニアのことを「PA]と言います。あまり知られていないことなのですが、音響エンジニアの職種は大きく2つの分野に分けられます。
ひとつは、レコーディングエンジニアで、もうひとつは、現場エンジニアです。
同じ音響を操作する職業ですが、コンソールや取り扱う機器類、仕事の性質や目的はかなり異なっています。
レコーディングエンジニアは、主にCD制作を通して各アーティストの歌や演奏を、音響技術の側面から支えています。
CDひとつ制作するにも音響効果は欠かせない技術であり、大変やりがいのある職業だと思います。
一方、現場エンジニアは、コンサートホールや舞台などの現場で音響操作を担当し、どのお客様にもよりよく音が伝わるよう技術を駆使しています。
コンサートや舞台は、一回限りのリアルタイムのライブであり、失敗はできません。
また、それぞれのホールや舞台の構造や客席に合わせた音響操作技術を施す高度なテクニックが求められます。
私たちはつい、ステージ上のアーティストだけに目が向いてしまいがちですが、その裏には、音響エンジニアをはじめとする多くの方々の活躍があるのですね。
このように、ミュージシャンを目指す方々にとって、音楽と関わる現場は多方面にわたっています。
そして、それぞれが重要な役割を担っていて、そのうちのひとつでも欠けると、作品は成り立ちません。
そのことを忘れず日々自分の技術を磨き、プロとして、お客様によりよい音楽を提供できる喜びと誇りをなくさないでいたいものですね。
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