音の判断 ~ ミュージシャンの裏側
最近では、作詞から作曲、編曲、音をまとめるミックス作業まで、一連の作業をひとりでこなすサウンドクリエーターも多くなりました。
それが可能になった背景には、機器の向上や簡素化、小規模化が挙げられます。
ここでは、一連の制作工程の中のミキシング作業についてご紹介したいと思います。
ミックスとは、従来は音響エンジニアの業務のひとつであり、なかなか難易度の高い作業です。
ぶつかり合う周波数を調整したり、音のヌケを修正したりしながら、音をまとめていきます。
最終的には、音はモニタリングスピーカーを通して聴こえてくるわけですが、どのスピーカーを選択するかという点も実は重要な判断基準なのです。
粗悪なスピーカーを使用すると、繊細な音の変化や微妙な音程を捉えることができません。
逆に、高性能のスピーカーを用いると、原音の特徴が消されてしまい、適切な判断を行うことができなくなる恐れがあるのです。
お客様であるリスナーがCDを再生する場合、家電量販店の店頭で販売されいている数千円~数万円の再生機器を使用するの一般的です。
ミキシングの工程では、その点を十分に考慮し、より現実的な環境を想定して調整作業を行うことが、クリエーターとしての腕のみせどころと言えるかも知れません。
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