ミュージシャンとしてあるべき姿 ~ ミュージシャンの裏側

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ミュージシャンとしてあるべき姿

ひとりのミュージシャンとして、時に「ミュージシャンのあるべき姿」について尋ねられたり、仲間や友人と議論に花を咲かせたりします。
私は、すべての人々がミュージシャンであると考えています。音楽は、常にあらゆる人々のそばに存在しているからです。
誰の心の中にも、特別な音楽がきっと存在していると思います。
出会いや別れ、旅立ち、辛かった時や嬉しかった時・・・。人生の節目節目で聴いたりくちずさんだりした音楽は、その人の心の中で特別なものです。
街角で、遠い昔に聴いたことのある音楽を突然耳にすると、当時のなつかしい記憶があざやかによみがえってきた経験はありませんか?
そして、つい胸がいっぱいになったり涙がこみ上げてきたりしたことはありませんか?
音楽に感動する。心が震える。胸がいっぱいになる。
それは、あなたであり、ミュージシャンであり、ミュージシャンのあるべき姿ではないでしょうか。
また、音楽とは、必ずしも特別な楽器や特殊な機器、場所や設備が必要なものではありません。
即興でくちずさむもの、口笛や鼻歌、雨や風の音、海鳴りや鳥のさえずり、人のざわめきや木々の葉が揺れる音。それらはすべて、私たちを取り巻く音楽ファクターなのです。
それら雑多な音をひとつの音楽作品として形成し、世に送り出すのが私たちプロの職業であり、果たすべき本分であると私は考えています。


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